メラニンの産生はなぜダメ?

メラニンがたくさん産生されるとなぜいけないの?

誰もが聞いたことのある言葉「メラニン」。よく聞く言葉ではありますが、実際何の事で何の影響を与えるのかいまいち分からない方もいるかと思います。

 

メラニンというのは私たちの体内で生成される色素のことで、メラニン色素とも呼ばれています。
肌には表皮と真皮層があり、表皮は4層に分かれています。表皮の一番下の層を基底層と言い、この基底層にメラニン色素を作るメラノサイトという工場のような仕組みがあります。メラノサイトでメラニン色素が生成される原因は紫外線にあり、紫外線を浴びるとメラノサイトに信号が送られメラニン色素を生成します。メラニンはシミの原因となるため、たくさん生成されるとその分シミもたくさんできてしまいます。そのためメラニンは美肌を作る上でとても邪魔な存在となります。ただこれだけを聞くとメラニンはものすごく悪物ですが、実はこれ以上紫外線の影響を受けないための防御だったのです。

 

生成されたメラニン色素はメラノサイトの上にあるケラチノサイトというところで溜まります。メラニンは紫外線を吸収する働きがあるので、これ以上肌にダメージを与えないよう蓄積して細胞核を守っています。紫外線を浴びて日焼けすると肌が黒くなるのは、メラニンが紫外線を吸収している防御反応なのです。
確かにシミは女性の肌にとって大敵ですが、適度な紫外線量だと1か月程度で消えるようになっています。というのも肌にはターンオーバーというサイクル周期があり、細胞が分裂して徐々に表へと押し上げられていきます。一番下の基底層にあったメラニン色素はターンオーバーによって上へと押し上げられ、最終角質へと変わり肌表面へと現れます。このときシミやくすみがどんどん表へ出てきますが、やがて剥がれ落ちてまた新たな肌へと生まれ変わります。

 

しかし強い紫外線・長時間、長期間の紫外線を浴びると、メラニンが過剰に生成されターンオーバーが乱れてしまいます。ターンオーバーが乱れるとサイクルが狂うため、肌内にシミが蓄積し色素沈着として残ってしまいます。これがいつまでたっても消えないシミの原因。
紫外線の浴び過ぎだけでなく、乱れた生活習慣や睡眠不足・ストレス・肌への負担などもターンオーバーが乱れる原因です。色素沈着を防ぎシミを残さないためには、ターンオーバーの正常化が重要となります。

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